貸金庫に入れてはいけないものは?8つのNG理由を詳しく解説

貸金庫に入れてはいけないものは?8つのNG理由を詳しく解説

貸金庫は、大切な財産を守るために利用するサービスですが、何でも自由に預けられるわけではありません。銀行には貸金庫の利用に関する規約があり、預入れが禁止されているものが定められているのです。

これらの禁止品を貸金庫に入れてしまうと、トラブルに巻き込まれる可能性があります。そこで今回は、銀行の規約で定められている、貸金庫に入れてはいけないものについて詳しく解説していきます。貸金庫を安全に利用するために、ぜひチェックしておきましょう。

目次

銀行の貸金庫規約で禁止されているもの

銀行の貸金庫規約では、以下のようなものが預入れ禁止品として定められているケースが多くあります。

  • 現金
  • 有価証券
  • 貴金属・宝石類
  • 危険物(火薬、可燃物など)
  • 腐敗・変質のおそれがあるもの
  • 公序良俗に反するもの
  • 盗品や違法物
  • その他、銀行が不適切と判断するもの

これらのアイテムを貸金庫に入れると、規約違反として契約解除などのペナルティを受ける可能性があります。 以下、それぞれの禁止品について詳しく見ていきましょう。

現金を貸金庫に入れることはできない

多くの銀行で現金の預入れが禁止されている

多くの銀行の貸金庫規約では、現金の預入れが明確に禁止されています。これは、現金の取り扱いに関するリスクを銀行側が負いたくないためです。万が一、貸金庫内の現金が紛失や盗難に遭った場合、銀行は責任を問われる可能性があるからです。

紛失や盗難のリスクが高いため

現金は、他の物品と比べて紛失や盗難のリスクが非常に高いと考えられています。貸金庫は、お客様自身の責任で利用するサービスであり、預入れた現金の管理は利用者に委ねられます。したがって、現金を貸金庫に預けることは、セキュリティ上のリスクが高いと判断されているのです。

有価証券も預入れ禁止のケースが多い

株券、債券、抵当証券などが対象

株券、債券、抵当証券など、有価証券の預入れを禁止している銀行も多くあります。これらの有価証券は、本来、専門の口座で管理することが望ましいとされているためです。貸金庫は、有価証券の管理に適したサービスではないと考えられています。

有価証券の管理は専門の口座で行うべき

有価証券は、価値の変動が激しく、また、権利の行使に関する手続きも必要となります。したがって、証券会社の専門の口座や、銀行の保護預かりサービスなどを利用して、適切に管理することが重要です。貸金庫に有価証券を預けてしまうと、これらの管理が難しくなってしまうのです。

貴金属・宝石類の預入れにも注意が必要

一部の銀行では貴金属・宝石類の預入れを禁止

金塊、貴金属、宝石類など、高価な物品の預入れを禁止している銀行もあります。これは、これらの物品の評価が難しく、また、万が一の事故の際の補償についても問題が生じる可能性があるためです。貴金属・宝石類の預入れ可否については、利用する銀行の規定を確認する必要があります。

保険の対象外になるケースもある

貴金属・宝石類を貸金庫に預けることが許可されている場合でも、銀行の保険の対象外となるケースがあります。これは、貴金属・宝石類の評価が難しく、また、保険金額の設定が困難なためです。高価な貴金属・宝石類を預ける際は、個別に保険に加入するなどの対策が必要になるでしょう。

危険物の持ち込みは厳禁

火薬、ガソリンなどの可燃物、劇毒物が該当

火薬、ガソリンなどの可燃物、劇毒物など、危険性のある物品は貸金庫への持ち込みが厳しく禁止されています。これらの物品を貸金庫に預けることは、火災や爆発、漏洩などの事故につながる恐れがあるためです。銀行は、利用者の安全と、貸金庫の適切な管理のために、危険物の持ち込みを厳しく制限しているのです。

法律で所持が禁止されているものも含む

法律で所持が禁止されている物品も、当然ながら貸金庫に預けることはできません。銀行は、法令を遵守する義務があり、違法な物品の預入れを認めることはできないのです。

腐敗・変質のおそれがあるものもNG

生もの、食料品、植物などが対象

生鮮食品、植物、動物の死骸など、腐敗や変質のおそれがある物品も、貸金庫への預入れが認められていません。これらの物品は、時間の経過とともに品質が劣化し、悪臭を放ったり、害虫や菌を発生させたりする恐れがあるためです。

臭いや汚れの原因になるため預入れ不可

腐敗や変質のおそれがある物品からは、強い臭いが発生することがあります。また、これらの物品から出る汁や液体が、貸金庫内を汚してしまう可能性もあります。貸金庫は、多くの利用者が共同で使用する施設であるため、一部の利用者が持ち込んだ物品が原因で、他の利用者に迷惑がかかることを防ぐ必要があるのです。

公序良俗に反するものも持ち込み禁止

倫理的・道徳的に問題があるとみなされるもの

公序良俗に反する物品、つまり、倫理的・道徳的に問題があるとみなされる物品も、貸金庫への持ち込みが禁止されています。具体的には、わいせつ物、差別的な内容の物、社会の秩序を乱すような物などが該当します。銀行は、社会的な責任を負う立場にあるため、これらの物品の預入れを認めることはできないのです。

法律で所持が禁止されているものも該当

法律で所持が禁止されている物品は、公序良俗に反する物品の一種とみなすことができます。したがって、これらの物品も、貸金庫への預入れが認められていません。銀行は、法令を遵守し、社会の秩序を維持する義務を負っているのです。

まとめ

貸金庫は、大切な財産を守るための便利なサービスですが、銀行の規約に従って適切に利用することが大切です。 規約で禁止されているものを貸金庫に入れると、契約解除などのペナルティを受ける可能性があります。 利用する前に、銀行の規定をよく確認し、禁止品を貸金庫に入れることがないよう注意しましょう。 貸金庫を正しく利用することで、トラブルを未然に防ぎ、安心して大切なものを保管できます。

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この記事を書いた人

Jawfishライターのアバター Jawfishライター コンテンツライター

コンテンツライター歴10年、あらゆるジャンルのなんで?を解決できるメディア運営を目指しています。当サイトの制作は全てジョーフィッシュSEOが行っています。当サイトはAIを利用しています。記事の修正、削除依頼がありましたらお問い合わせからご連絡下さい。

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