ゼンスイマルチカラーLED 300の評価|水草は育つ?

ゼンスイ マルチカラーLED 300

ゼンスイマルチカラーLED 300は白、紫、緑、赤、青の5色LEDで水草がしっかり育つ波長にすることができます。また、光量も30cm水槽に十分な900ルーメンで、光量が物足りないなんてことになりません。これらを含め、ゼンスイマルチカラーLEDとしての性能やメリット・デメリットについて評価していきます。

この記事では同じ水槽サイズで作られたLEDを相対的に評価してコストパフォーマンスに優れているかも言及しているので水槽ライト選びの参考にご覧ください。

記事の要点

ゼンスイマルチカラーLED 300のコスパ評価

ゼンスイマルチカラーLED 300のライトの性能(ルーメン・ケルビン)

ゼンスイマルチカラーLED 300の性能
ルーメンケルビン
900lm7000K
LEDの参考価格
30cm向け6,530円〜
コスパランク
S
ネット価格の参考値になります。メーカーの在庫数によって変動があります。

水草がきちんと育つ性能

陽性水草に必要な光量を確保できているため、奥行き30cm未満の水槽であれば1つでもきちんと育てることができます。

水草の植物生理に大きく関わる赤の波長が600~660nm発揮できるため、トニナ系などの育成が難しいとされる水草もしっかり育てることができます。

コスパ最強のLEDライト

ゼンスイマルチカラーLED 300は光量の強さと値段、水草の育成しやすさを踏まえて、同じ30cm水槽向けのLEDライトと比較するとコストパフォーマンスが非常に優れた水槽ライトになります。

奥行きが30cmある水槽でも暗く感じず、隅々まで光を浴びせることができるので、1台で十分と言える性能です。水草をしっかり育てたい、アクアリウムでLEDライト選びに失敗したくない人はこのライトを選んでおけば間違いありません。

ゼンスイマルチカラーLED 300の評価レビュー(メリット)

全ての水草が育つ品質の良いライト

ゼンスイマルチカラーLED 300は一般的に必要とされる光量を確保できているので原則的に育てられない水草はないと思って良いでしょう。ゼンスイマルチカラーLED 300の使用寿命も長いので2年以上使い続けても問題ないです。

ただし、点灯しなくなってしまった場合や点滅するといった不調が現れたときは買い替えが必要です。

5色ライトなので生体の色が綺麗になる

白、緑、青、紫による調光が可能で、RGBライトのように広い色域、均一性が表現できるライトで、白色LEDや3色LEDとは色の鮮やかさが全く違います。

そのため、水草や熱帯魚の色が通常のLEDライトよりも極彩色に見ることができます。 例えるならスマホで撮影した写真の彩度を上げた姿を肉眼で見ることができるのがRGBライトの強みです。

コンテスト水槽など、写真が大切になる場面では、写真の加工などせずに本来の水草の色を引き出すことができます。

ゼンスイマルチカラーLED 300の評価レビュー(デメリット)

タイマー機能がないため魚が驚きやすい

ゼンスイマルチカラーLED 300にはタイマー機能がついておらず、自分でスイッチをオンオフにするか、タイマーコンセントを別途取り付ける必要があります。

タイマー機能がないため、徐々に明るくする、暗くする機能も備わっていないので、ライトの点灯と消灯時に熱帯魚が暴れてしまうリスクがあります。

魚はタイマー管理下であれば、ライフサイクルが定着して驚くことが減りますが、驚いて水槽から飛び出すリスクは変わらず高いので必ず水槽の蓋はするようにしましょう。

おすすめの水槽サイズ

  • 30cm水槽(奥行き20cmまで対応)
  • 30cm水槽(奥行き30cmまで対応)
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執筆・監修者

メダカ、金魚、熱帯魚、水草、アクア用品、飼育に関するノウハウを調査検証して情報発信をするアクアリウム専門メディアです。

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