水作ライトアップ300は30cm幅のLEDライトの中でも価格が非常に安く、コスパの良いライトとしてアクアリウム初心者〜上級者にまで愛されるベストセラー商品です。この記事では水作ライトアップとしての性能やメリット・デメリットについて評価していきます。
また、同じ水槽サイズ向けに作られたLEDライトを相対的に評価してコストパフォーマンスに優れているかも言及しているので水槽ライト選びの参考にご覧ください。
水作ライトアップ300のコスパ評価
水作ライトアップ300のライトの性能(ルーメン・ケルビン)
水作ライトアップの性能 | |||
---|---|---|---|
ルーメン | ケルビン | ||
588lm | 8000K | ||
LEDの参考価格 | |||
30cm向け | 1,830円〜 | ||
コスパランク | |||
S |
水草がきちんと育つ性能
陽性水草に必要な光量を確保できているため、奥行き30cm未満の水槽であれば1つでもきちんと育てることができます。
ただし、奥行き30cm水槽以上の水槽になるとレイアウトによって光が届かずに、一部の水草がうまく育たないというケースが生じます。光量が物足りない場合はレイアウトを調整するか、ライトを2つ設置するといった工夫が必要です。
入門ライトとしておすすめ
水作ライトアップ300は30cm水槽向けのLEDライトの中でも破格と言えるほどの安さが売りです。2000円以下で幅30cmの水槽ライトは国産メーカーでまず買うことができません。
ライトは白チップのみなので、赤色の熱帯魚などの色揚げをしたい目的にはマッチしませんが、水草や熱帯魚を飼育するという大まかな目的は十分に果たすことができます。
出費をできる限り抑えたい人やアクアリウム初心者に最もおすすめできるライトの代表格です。
水作ライトアップ300の評価レビュー(メリット)
全ての水草が育つ品質の良いライト
水作ライトアップ300は一般的に必要とされる光量を確保できているので原則的に育てられない水草はないと思って良いでしょう
水作ライトアップ300の使用寿命も長いので2年以上使い続けても問題ないです。ただし、点灯しなくなってしまった場合や点滅するといった不調が現れたときは買い替えが必要です。
タイマー機能を別途付与することができる
水作ライトアップにはデフォルトでタイマー機能はついていませんが、別売りのスマートタイマーを組み合わせることで10段階の光量調整ができるようになります。
この光量調整はタイマーでオンにする時間に合わせて徐々に明るくなったり、暗くなるので日の出、日の入りを再現することができます。
水作ライトアップ300の評価レビュー(デメリット)
タイマー機能がないため魚が驚きやすい
水作ライトアップにはタイマー機能がついておらず、自分でスイッチをオンオフにするか、タイマーコンセントを別途取り付ける必要があります。
タイマー機能がないため、徐々に明るくする、暗くする機能も備わっていないので、ライトの点灯と消灯時に熱帯魚が暴れてしまうリスクがあります。
魚はタイマー管理下であれば、ライフサイクルが定着して驚くことが減りますが、驚いて水槽から飛び出すリスクは変わらず高いので必ず水槽の蓋はするようにしましょう。
おすすめのコンセントタイマー
おすすめの水槽サイズ
- 30cm水槽(奥行き20cmまで対応)