アクロ OVAL LED 300（BRIGHT）は30cm水槽向けのLEDで光量が非常に高いライトです。そこで本記事ではアクロ OVAL LED 300で水草が育つのか？ライトとしての性能やメリット・デメリットについて評価していきます。
また、この記事では同じ水槽サイズで作られたLEDを相対的に評価してコストパフォーマンスに優れているかも言及しているので水槽ライト選びの参考にご覧ください。
アクロ OVAL LED 300のコスパ評価
アクロ OVAL LED 300のライトの性能（ルーメン・ケルビン）
| アクロ OVAL LED 300の性能 | |||
|---|---|---|---|
| ルーメン | ケルビン | ||
| 1850lm | 7200K | ||
| LEDの参考価格 | |||
| 30cm向け | 3,980円〜 | ||
| コスパランク | |||
| A | |||
水草がきちんと育つ性能
陽性水草に必要な光量を確保できているため、奥行き30cm未満の水槽であれば1つでもきちんと育てることができます。 ただし、奥行き30cm水槽以上の水槽になるとレイアウトによって光が届かずに、一部の水草がうまく育たないというケースが生じます。光量が物足りない場合はレイアウトを調整するか、ライトを2つ設置するといった工夫が必要です。
コスパの良い低価格LEDライト
アクロ OVAL LED 300は1850lmという水槽ライトの平均よりも高い光量を発揮できます。そのため、観賞魚をメインにしている水槽やモス系を使わない水槽での限定的使用なら非常にコストパフォーマンスに優れたライトです。
アクロ OVAL LED 300の評価レビュー（メリット）
全ての水草が育つ品質の良いライト
アクロ OVAL LED 300は一般的に必要とされる光量を確保できているので基本的に育てられない水草はないと思って良いでしょう。アクロ OVAL LED 300の使用寿命も長いので2年以上使い続けても問題ないです。 ただし、点灯しなくなってしまった場合や点滅するといった不調が現れたときは買い替えが必要です。
アクロ OVAL LED 300の評価レビュー（デメリット）
一部のコケが育たないことがある
アクロ OVAL LED 300は光量が高いものの、ウィローモスといったコケ類が育たないことがあります。水槽レイアウトにモス系を使いたい人にとって大きなデメリットなので別の水槽ライトの購入を検討すべきです。
光量が強すぎてコケが発生しやすい
アクロ OVAL LED 300は陽性水草もしっかり育つハイパワーな光量を発揮しますが、点灯時間が長かったり、水槽内に栄養が多い状況下においてはコケが大量に発生する原因を作りやすいです。
コケが大量発生しないように、点灯時間は6時間〜10時間の間で調整した方が良いです。また、水槽レイアウトによっては週2回の水換えやリン酸除去剤を使用するといった努力が必要になります。
タイマー機能がないため魚が驚きやすい
アクロ OVAL LED 300にはタイマー機能がついておらず、自分でスイッチをオンオフにするか、タイマーコンセントを別途取り付ける必要があります。
タイマー機能がないため、徐々に明るくする、暗くする機能も備わっていないので、ライトの点灯と消灯時に熱帯魚が暴れてしまうリスクがあります。
魚はタイマー管理下であれば、ライフサイクルが定着して驚くことが減りますが、驚いて水槽から飛び出すリスクは変わらず高いので必ず水槽の蓋はするようにしましょう。
おすすめの水槽サイズ
- 30cm水槽（奥行き20cmまで対応）
- 30cm水槽（奥行き30cmまで対応）
