この記事ではレインボー・テトラの飼育方法について解説しています。食べる餌や餌やりの頻度、混泳相性、寿命を全うするために必要な水量や水質などについてまとめているので参考にご覧ください。
レインボー・テトラの飼育概要
飼育難易度 | 寿命 |
---|---|
3年~5年 | |
大きさ | 水質 |
5cm | PH:6.0〜7.0 GH:4~7 |
水温 | 水槽サイズ |
22度〜26度 | 幅30cm水槽〜 |
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レインボー・テトラの飼い方
適正サイズの水槽を用意する(推奨水量は24L以上)
レインボー・テトラは体長が5cm程度にまで成長するため、水量が少ないと遊泳スペースの確保ができなかったり、水が早く汚れてしまいます。
水槽のサイズは30cm水槽から飼育はできますが、水量は24L以上あることが望ましいです。
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エアレーション(ブクブク)を用意する
レインボー・テトラを複数飼育する時や他の魚と混泳させるときはエアレーションによる酸素供給も必要です。水草水槽では水草が酸素を出すことから水温調整さえすればエアレーションが不要な場合がありますが、ブクブクをしていた方が魚が弱ったり病気になるリスクを下げることができます。
また、水草水槽であってもエアレーションは有効で、油膜の除去やco2過多の防止もできます。
水質は弱酸性〜中性(PH6.0~7.0)にする
レインボー・テトラが好む飼育環境は弱酸性よりの水質PH6.0〜PH7.0です。PHはPHメーターや測定紙を使って計測します。
日本の水道水はPH7.0前後のところが多いですが、地域の水道水によってはPHが高すぎるところもあります。したがって、水作りできるようになることも大切です。
PHを下げるにはソイルや流木をレイアウトに使用したり、PH降下剤を使用するといった方法が挙げられます。
水合わせをしてから水槽に入れる
レインボー・テトラを購入してすぐに水槽に入れるのは危険です。
魚は水質のPHや温度変化に敏感で、元いた場所と新しい場所の水質(PH)や水温に差があるとショックを起こして死んでしまうことがあります。
丈夫な魚であってもPHや温度の変化でPHショックや病気になって死ぬリスクは高く、水槽に導入して1日〜2日は以上がないように思えても数日後に突然死してしまうことも珍しくありません。
したがって、早く水槽に入れて鑑賞したい気持ちを抑えて、レインボー・テトラを水合わせをしてあげてから水槽に入れてあげるようにしましょう。
水合わせの流れ
フロー | やること | 放置時間 |
---|---|---|
1 | 購入した時の水が入った袋のまま水槽に浮かべる | 30分 |
2 | 袋に小さなを開けて水槽の水を少し入れる | 30分 |
3 | 魚だけを水槽に移して完了 | おわり |
水流は強すぎない方が良い
レインボー・テトラは水流に逆らって泳ぐ姿も見られますが、水流が常に強い状態だと休むことができず、体力を消耗し弱ってしまいます。
元気いっぱいに泳いでいるというのは単に流されまいと必死な可能性があります。止水域といって水流のない場所も水槽内に作ってあげる必要があります。
大きい水槽は流水量の多いフィルターを使うケースが多いため、排水口はリリィグラスやポピーグラスといった水流を弱めることができる器具を使うようにしましょう。
レインボー・テトラの混泳
カラシン | プレコ |
エビ | コリドラス |
グラミー | ベタ |
スネークヘッド | ポリプテルス |
成長すると縄張り意識が強くなるので原則として他の品種との混泳は向きません。無理に混泳させると他の魚がボロボロになったり、逃げた拍子に飛び出して死んでしまうといったリスクがあります。ただし、低層や壁に沿ってを泳ぐコリドラスやプレコとも相性が良いです。
レインボー・テトラの餌と餌やりの頻度
1日1回でもOK
餌やりの頻度は1日1回でも問題ありません。多くあげすぎると水が汚れやすく、コケの発生や黄ばみ、白濁りといった原因になります。餌を与える量も1分程度で完食できるほどで十分です。また、旅行で家を数日開けたとしても餓死することはありません。
レインボー・テトラの食べる餌
浮上する餌を積極的に食べるため、フレークや顆粒餌も問題なく食べます。アカムシやイトメなども積極的に食べるので餌に困ることはありません。