テトラパワーLEDライト 30のレビュー｜水草は育つのか評価

2023年10月15日

テトラパワーLEDライト 30はセール時は3000円を切る価格で購入できることがあり、30cm幅ライトの中でも格安に入る部類です。

水草育成で効果的な400〜500nm、600〜660nmの波長を強化されていることもあり、水草もしっかり育てることができます。しかし、テトラパワーLEDライト 30はタイマー接続できないデメリットがあります。

この記事では同じ水槽サイズで作られたL水槽EDライトを相対的に評価してテトラパワーLEDライト 30がコストパフォーマンスに優れているか、買うべきかについて言及しているので水槽ライト選びの参考にご覧ください。

記事の要点

テトラパワーLEDライト 30のコスパ評価

ネット価格の参考値になります。メーカーの在庫数によって変動があります。

テトラパワーLEDライト 30は600ルーメンと30cm水槽で、陽性水草を育てるには十分な光量を確保できているため、奥行き20cm程度の水槽であれば1つでもきちんと育てることができます。

ただし、奥行き30cm水槽以上の水槽になるとレイアウトによって光が届かずに、一部の水草がうまく育たないというケースが生じます。光量が物足りない場合はレイアウトを調整するか、ライトを2つ設置するといった工夫が必要です。

テトラパワーLEDライト 30の性能、値段は水作ライトアップ300の下位互換と言わざるを得ない性能です。水作ライトアップ300は588ルーメンと若干、光量が落ちますが、値段が2000円前後と1000円も違います。

テトラパワーLEDライト 30はセール品は3000円前後ですが、通常時は5300円ほどの価格なので常にコスパの良いライトではない点に注意が必要です。

アクアリウム初心者の人が導入コストを抑えるなら水作ライトアップの方が良いでしょう。

テトラパワーLEDライト 30は一般的に必要とされる光量を確保できており、水草育成で効果的な400〜500nm、600〜660nmの波長を強化しています。したがって、育てられない水草はないと思って良いでしょう。

また、テトラパワーLEDライト 30はLEDとしての寿命も長いので2年以上使い続けても問題ないです。ただし、点灯しなくなってしまった場合や点滅するといった不調が現れたときは買い替えが必要です。

テトラパワーLEDライト 30にはタイマー機能がついておらず、自分でスイッチをオンオフにするしかありません。タイマー機能がないと、徐々に明るくする、暗くする機能も備わっていないので、ライトの点灯と消灯時に熱帯魚が暴れてしまうリスクがあります。

テトラパワーLEDライト 30はタイマーコンセントとの併用ができないため、自動のスイッチ管理ができません。ライトのスイッチ管理を手動でやらなければならないのはかなり面倒です。

タイマー管理したい人はテトラパワーLEDライト 30の後継機である「テトラパワーLEDプレミアム」もしくは他のLEDライトを購入すべきです。

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