グリーンファイヤーテトラの寿命や大きさ飼育方法まとめ

グリーンファイヤーテトラの飼育と寿命や大きさ

グリーンファイヤーテトラは3.5cm~4cm程度のサイズになり、緑色の体色に背中から尾にかけて赤い色が入っている特徴のある熱帯魚になります。

グリーンファイヤーテトラは群れをなす魚なので、少なくとも6匹以上を一緒に飼うことが推奨されています。

この記事ではグリーンファイヤーテトラの飼育に必要なものや環境づくり、飼育するまでの流れ、餌、餌やりの頻度、混泳相性などを掲載しているので参考にご覧ください。

記事の要点

グリーンファイヤーテトラの飼育概要

グリーンファイヤーテトラは、学名Aphyocharax rathbuniを持つ美しい熱帯魚です。この魚は、3cm〜4cm程度のサイズが一般的ですが、最大で約7.1cmに成長した事例もあります。グリーンファイヤーテトラは、その名前が示すように、体に緑色の輝きを持ち、背中から尾にかけて赤い色が特徴的です。

飼育難易度寿命
熱帯魚の育成難易度31年~2年
大きさ水質
3.5cm〜4cmPH:6.0〜7.5
GH:10~20
水温水槽サイズ
20度〜26度幅30cm水槽〜

グリーンファイヤーテトラの寿命は1年~2年程度

グリーンファイヤーテトラの寿命は1年〜2年程度です。小型のカラシンとしては平均的な寿命です。
グリーンファイヤーテトラは寿命こそ長寿ではないものの、水質変化に丈夫な魚です。適切な水質、適度な食事量、ストレスの少ない環境が作りをすることで長生きせることができます。

グリーンファイヤーテトラの大きさ

標準のサイズは3.5cm〜4cm程度のサイズでネオンテトラの成魚と大して差がないサイズになります。最小飼育数は6匹程度が理想的ですので、水槽のサイズは12L以上は確保しておきたいです。

グリーンファイヤーテトラ飼い方

グリーンファイヤーテトラ2

飼育環境を用意する(推奨水量は12L以上)

水量に余裕を持たせることが大切

グリーンファイヤーテトラは体長が3.5cm~4cm程度にまでしか大きくならない小型のカラシンです。6匹以上で飼育することが望ましいため、水量も12Lは最低でも確保しましょう。

水槽のサイズは30cm水槽から飼育はできます。

水量12Lは幅30cm:奥行20cm:高さが25cmの水槽などが挙げられます。

エアレーション(ブクブク)を用意する

グリーンファイヤーテトラを複数飼育する時や他の魚と混泳させるときはエアレーションによる酸素供給も必要です。水草水槽では水草が酸素を出すことから水温調整さえすればエアレーションが不要な場合がありますが、ブクブクをしていた方が魚が弱ったり病気になるリスクを下げることができます。

また、水草水槽であってもエアレーションは有効で、油膜の除去やco2過多の防止もできます。

水質は弱酸性〜中性(PH6.0~7.5)にする

グリーンファイヤーテトラは、南米のパラグアイ川流域に生息している淡水魚で、底生性(下層を好んで泳ぐ)です。PH 6.0〜7.5の範囲の水質を好み、水温は20度〜26度が理想的です。

日本の水道水はPH7.0前後のところが多いですが、地域の水道水によってはPHが高すぎるところもあります。したがって、水作りできるようになることも大切です。

PHを下げるにはソイルや流木をレイアウトに使用したり、PH降下剤を使用するといった方法が挙げられます。

水合わせをしてから水槽に入れる

グリーンファイヤーテトラを購入してすぐに水槽に入れるのは危険です。

魚は水質のPHや温度変化に敏感で、元いた場所と新しい場所の水質(PH)や水温に差があるとショックを起こして死んでしまうことがあります。

丈夫な魚であってもPHや温度の変化でPHショックや病気になって死ぬリスクは高く、水槽に導入して1日〜2日は以上がないように思えても数日後に突然死してしまうことも珍しくありません。

したがって、早く水槽に入れて鑑賞したい気持ちを抑えて、グリーンファイヤーテトラを水合わせをしてあげてから水槽に入れてあげるようにしましょう。

水合わせの流れ

フローやること放置時間
1購入した時の水が入った袋のまま水槽に浮かべる30分
2袋に小さなを開けて水槽の水を少し入れる30分
3魚だけを水槽に移して完了おわり

水流は強すぎない方が良い

水流

グリーンファイヤーテトラは水流に逆らって泳ぐ姿も見られますが、水流が常に強い状態だと休むことができず、体力を消耗し弱ってしまいます。

元気いっぱいに泳いでいるというのは単に流されまいと必死な可能性があります。止水域といって水流のない場所も水槽内に作ってあげる必要があります。

大きい水槽は流水量の多いフィルターを使うケースが多いため、排水口はリリィグラスやポピーグラスといった水流を弱めることができる器具を使うようにしましょう。

餌やりの頻度は1日1回でもOK

餌やりの頻度は1日1回でも問題ありません。多くあげすぎると水が汚れやすく、コケの発生や黄ばみ、白濁りといった原因になります。餌を与える量も1分程度で完食できるほどで十分です。また、旅行で家を数日開けたとしても餓死することはありません。

グリーンファイヤーテトラの混泳相性

カラシンプレコ
エビ コリドラス
グラミー
エンゼルフィッシュ
アピストグラマ
スネークヘッドポリプテルス

グリーンファイヤーテトラは群れをなす魚で、ストレスなく育てるには少なくとも6匹の魚を飼うことをおすすめします。単独または少ない数で飼うと、恥ずかしがったり、周りに怯えてしばらくの間姿を見せてくれないことがあります。

グリーンファイヤーテトラは温和な性格で、他の魚を攻撃したり邪魔しません。ただし、低層を泳ぐコリドラスとはテリトリーが被るため、どちらかにストレスがかかる場合があります。また、ブルーテトラなどの攻撃性の高い熱帯魚との混泳はおすすめできません。

グリーンファイヤーテトラの餌

フレーク顆粒
イトメアカムシ
乾燥アカムシ

浮上する餌、沈下する餌どちらも積極的に食べます。フレークや顆粒餌も問題なく食べるので給餌に困ることはほぼなく、初心者でも育てやすいです。時折アカムシやイトメなども積極的に与えることで栄養をしっかり摂ることができます。

グリーンファイヤーテトラの飼育によくある質問

グリーンファイヤーテトラは他の魚と一緒に飼うことができますか?

グリーンファイヤーテトラは温和な性格で、他の魚を攻撃したり邪魔しません。ただし、低層を泳ぐコリドラスとはテリトリーが被るため、どちらかにストレスがかかる場合があります。また、ブルーテトラなどの攻撃性の高い熱帯魚との混泳はおすすめできません。

グリーンファイヤーテトラはどんな餌を好みますか?

グリーンファイヤーテトラは雑食性で、生餌、冷凍餌、フレークなど選り好みしないので飼育が簡単です。小さすぎる個体はインフゾリアやブラインシュリンプを好みます。餌は1つのものを永遠とあげるのではなく、バリエーションをもたらすことで色揚げすることもできます。

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執筆・監修者

メダカ、金魚、熱帯魚、水草、アクア用品、飼育に関するノウハウを調査検証して情報発信をするアクアリウム専門メディアです。

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