ブルーアイメダカの特徴や固定率など飼育方法まとめ

この記事ではブルーアイ メダカについて解説しています。品種の特徴、価格、固定率、飼育方法について解説しています。

記事の要点

ブルーアイ メダカとは

品種名:ブルーアイ

ブルーアイメダカの特徴:ブルーアイメダカは、その名の通り、目の瞳孔(黒目)が青色に見える特徴を持つメダカの一種です。この青色は、角膜にグアニンが発現することによって生じます。ブルーアイメダカには、青の色合いが濃い個体や、白みがかった色の個体も存在します。この特徴はアルビノやパンダのような目の色の変化と似ていますが、体色や鱗には影響を与えないことが確認されています。

価格:2000円(卵30個)

税込価格です。配送料は購入手続き時に計算されます。

ブルーアイ メダカの飼育データ

飼育難易度寿命
熱帯魚の育成難易度11年〜3年
大きさ水質
3cm〜4cmPH:5.0〜9.0
GH:1~10
飼育水温冬眠水温
16度〜32度13度以下

ブルーアイ メダカの固定率

ブルーアイメダカは他の品種と交配されることもあり、その際にはブルーアイの特徴がどのように遺伝するかが研究されています。例えば、ブルーアイメダカと三色ラメナローフィンを交配したF1世代では、ブルーアイの特徴を持つ個体が生まれることが確認されており、その遺伝率は約17%であることが観察されました。このような交配実験は、ブルーアイの特徴がどのように発現し、遺伝するかを理解する上で重要な意味を持っています。

ブルーアイ メダカの飼育に必要な道具

メダカ飼育セットを用意する

ブルーアイ メダカを飼育を手っ取り早くしたい人はメダカ飼育セットの購入がおすすめです。メダカ飼育セットにはブルーアイ メダカの飼育につような水槽、フィルター、餌などが揃っています。

別途、1から道具を揃えたい人や既に水槽や容器はあるものの、他にもブルーアイ メダカを育てる上で長生きさせるためのアクアリウムグッズが欲しい人は以下の道具を揃えましょう。

ブルーアイ メダカの飼育の仕方(流れ)

1飼育できる環境の準備
(水槽のセットをしておく)
2水槽に入れる前に水合わせを行う
3餌を与える
41週間に1回を目安に水換えと掃除をする
5繁殖時期になったら産卵床を入れる
6卵を見つけたら水槽から卵を移動させる
7稚魚を育てる

1.飼育水を用意する

ブルーアイ メダカを飼育する前に、健康に育てることができるフィールドを用意するべきです。具体的にはブルーアイ メダカが好む水を用意する必要があります。

水槽にレイアウト素材を置き、カルキ抜きした水を張り、ブクブクをすることで完成します。必要に応じてバクテリア剤を入れることで水質環境が整い、ブルーアイ メダカの突然死や病気を防ぐことができます。

2.水合わせをしてから水槽に入れる

水あわせ

ブルーアイ メダカを購入してすぐに水槽に入れるのは危険です。

魚は水質のPHや温度変化に敏感で、元いた場所と新しい場所の水質(PH)や水温に差があるとショックを起こして死んでしまうことがあります。

丈夫な魚であってもPHや温度の変化でPHショックや病気になって死ぬリスクは高く、水槽に導入して1日〜2日は以上がないように思えても数日後に突然死してしまうことも珍しくありません。

したがって、早く水槽に入れて鑑賞したい気持ちを抑えて、コロンビアレッドフィンテトラを水合わせをしてあげてから水槽に入れてあげるようにしましょう。

水合わせの流れ

フローやること放置時間
1購入した時の水が入った袋のまま水槽に浮かべる30分
2袋に小さなを開けて水槽の水を少し入れる30分
3魚だけを水槽に移して完了おわり

最低1日1回餌を与える

餌やりの頻度は1日1回でも問題ありません。
多くあげすぎると水が汚れやすく、コケの発生や黄ばみ、白濁りといった原因になります。餌を与える量も1分程度で完食できるほどで十分です。また、旅行で家を数日開けたとしても餓死することはありません。

ブルーアイ メダカの食べる餌

フレーク顆粒

浮上する餌を積極的に食べます。メダカ用の餌でなくても、淡水魚の餌ならなんでも食べることができます。アカムシやイトメなども食べるので、越冬前(9月〜10月)に太らせたいときはアカムシを与えるのもおすすめです。

また、メダカは数が多いと餓死してしまうことがあるのでグリーンウォーターを使って微生物を捕食として与えるのもおすすめです。

繁殖時期になったら産卵床を入れる

メダカは、適切な水温と水質が整っていると、活発な繁殖行動を示します。特に日本の夏の高い水温下では、3ヶ月で成熟することができるため、早期に産卵を開始する個体が増えます。産卵行動は、オスがメスを追尾することから始まります。よく追いかけている姿を見かけたら水草や産卵床を入れる必要があります。

稚魚を育てる

メダカの卵を見つけたら別の水槽に移します。メダカの卵は累計で約250度の温度を経験すると孵化します。どういうことかというと25度の水温で10日過ごすと孵化するということです。つまり、15度の水温なら250÷15度で孵化までに16日かかるということになります。

生まれた後は稚魚用の餌やゾウリムシを与えて2週間で大きくなるように育てます。メダカの稚魚は餓死で死ぬ確率が高いのでグリーンウォーターを使用することで餓死を防ぐことができます。

ブルーアイ メダカの混泳

カラシンプレコ
エビ コリドラス
グラミーベタ
スネークヘッドポリプテルス

原則としてブルーアイ メダカの飼育はメダカでのみ混泳が理想です。混泳できる生き物としてはプレコやコリドラスといった低層を泳ぐ魚です。カラシンやグラミー、ベタなどは互いのテリトリーの侵入の際に攻撃や追いかけ回されることでストレスが生まれて死んでしまう要因ともなります。

エビとの混泳は可能なので水槽掃除に役立ちます。ただし、卵を産んだときは卵や稚魚を食べられてしまうのでタイミングによっては混泳はおすすめしません。

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執筆・監修者

メダカ、金魚、熱帯魚、水草、アクア用品、飼育に関するノウハウを調査検証して情報発信をするアクアリウム専門メディアです。

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